福島県の廃車|軽四輪の30.9%が13年超。市町村で2倍の開き

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福島県は13市31町15村の59市町村からなり、人口は1,746,008人、世帯数は801,621世帯です(総務省 住民基本台帳、令和8年1月1日現在)。市町村の数は全国6番目、面積は北海道・岩手県に次ぐ全国3位という広い県です。ここでは県全体で車を手放すときの窓口と、市町村ごとの車の持たれ方をまとめます。市町村ごとの台数は各ページに載せています。
軽四輪の30.9%が13年超。市町村の差は2倍
軽自動車税(種別割)の課税台数で見ると、県内の軽四輪は646,875台。そのうち重課の対象が199,853台、30.9%を占めます(総務省「令和6年度 市町村税課税状況等の調」第21表(賦課期日 令和6年4月1日現在)の市町村別内訳を加工して作成)。重課は初度検査から13年を超えた車両にかかるもので、全国の割合は27.2%ですから、福島はやや高いほうです。
市町村ごとに見ると幅が大きく、もっとも高い平田村の42.9%から、もっとも低い楢葉町の21.0%まで約2倍の開きがあります。上位は平田村42.9%、鮫川村42.6%、塙町40.0%、古殿町39.6%、只見町39.3%。阿武隈の山あいと会津の奥地が並びます。下位は楢葉町21.0%、葛尾村21.5%、飯舘村21.6%、双葉町21.9%で、いずれも浜通りの町村です。
台数でいちばん多いのはいわき市の29,908台、郡山市28,438台、福島市24,380台、会津若松市10,722台、須賀川市8,801台と続きます。県内の上位3市で82,726台と、県全体の4割を占めます。
軽トラックの43.2%が13年超。農耕用は65,623台
車種で分けると差がはっきりします。乗用(自家用)の13年超は26.1%ですが、貨物(自家用)は43.2%と4割を超えます(全国はそれぞれ23.4%・39.2%)。軽トラック・軽バンは乗用車より長く使われるという傾向が、福島でも出ています。
あわせて見ておきたいのが農耕用の小型特殊が65,623台あることです。軽四輪646,875台に対して1割にあたり、農地と自宅を行き来する足として軽トラックが使われる地域が広いことを示します。査定に出すときは、走行距離が短くても年式で評価が下がることがあるので、年式と走行距離のどちらで見た金額なのかを聞いておくと納得しやすくなります。
窓口は普通車と軽で分かれる
車を手放すときの手続きは抹消登録といい、普通自動車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会と窓口が分かれます。原付(125cc以下)と特定小型原付は、どちらでもなくお住まいの市町村の税務担当が窓口です。福島県の原付は60,714台、特定小型原付は100台です。
抹消には2種類あります。一時抹消登録は車を残したまま登録だけ抹消するもので、あとで乗り直せます。永久抹消登録は解体してから行うもので、こちらまで進めないと翌年度以降の課税が続くことがあります。もう乗らないと決めているなら、解体まで終える形にしておくのが確実です。
買取や引き取りを頼むときは、手続きをどちらが行うかといつ抹消が完了するかを先に決めておいてください。書類だけ預けて名義がそのままになっていると、翌年度の税が自分に来ます。
県が広いので、引き取りの範囲を先に確かめる
福島県は面積が全国3位で、会津から浜通りまでは車で3時間以上かかります。「県内全域対応」と書かれていても、実際には日程が限られたり、レッカーの費用が別に立ったりすることがあります。住んでいる地域まで来てもらえるのか、来られるとしていつになるのかを最初に聞いておくと段取りが組みやすくなります。
動かない車を引き取ってもらう場合は、積載車の費用が買取額から差し引かれるのか、別料金なのかを出張前に確認してください。会津の山あいは冬期に積雪で日程が動くこともあるので、いつまでに引き取ってほしいかを伝えておくと確実です。
リサイクル料金と税の還付
自動車リサイクル法にもとづくリサイクル料金は、新車を買うときに預託する仕組みです。解体を伴う永久抹消まで進めた場合、預託金が返ってくることがあります。リサイクル券が見当たらないときは、車台番号から預託の状況を照会できます。
普通自動車の自動車税(種別割)は、抹消した月の翌月から年度末までの分が月割りで還付されます。一方軽自動車税(種別割)に月割りの還付はありません。4月1日時点の所有者に1年分がかかるので、軽自動車を手放すなら3月中に抹消まで終わるかどうかで1年分の差が出ます。
まとめ
福島で車を手放すときは、①軽四輪の30.9%が13年超で、平田村42.9%から楢葉町21.0%まで約2倍の開きがあること、②貨物(自家用)は43.2%が13年超で、軽トラックの評価は年式と走行距離のどちらで見るかを聞くこと、③普通車は運輸支局・軽は軽自動車検査協会・原付は市町村と窓口が分かれること、④面積が全国3位で会津から浜通りまで3時間以上かかるため、引き取りの範囲を先に確かめること、⑤軽自動車税に月割りの還付は無く、3月中に終えるかで1年分変わること、の5点を押さえておくと迷いません。市町村ごとの台数は各ページに載せています。記載は2026年8月時点の総務省および国土地理院の公表資料にもとづきます。手続きの前に最新の情報をご確認ください。
契約内容に不安があるときは、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談できます。
廃車を決める前に買取査定を相談する場合
広告のカーネクストには、廃車買取を相談する窓口があります。故障車や不動車などについても相談できますが、引取場所・車種・状態を伝えたうえで、買値と引取条件、必要書類を確認してください。全国対応の案内には一部離島を除く条件があり、住所ごとの確認が必要です。
WEBからの申込み後に電話で内容を確認し、査定を進める流れです。査定相談と売却契約は別なので、手続きの代行範囲、引取時の条件、キャンセル条件まで理解してから判断します。自治体や運輸支局の手続き案内に代わる公的窓口ではありません。
軽四輪のうち13年を超えたものの割合(福島県)
総務省「令和6年度 市町村税課税状況等の調」第21表(賦課期日 令和6年4月1日現在)の市町村別内訳を加工して作成。軽四輪が50台以上の市町村で比べています。
データを表で見る
| 平田村 | 42.9% |
| 鮫川村 | 42.6% |
| 塙町 | 40.0% |
| 県全体 | 30.9% |
| 全国 | 27.2% |
| 飯舘村 | 21.6% |
| 葛尾村 | 21.5% |
| 楢葉町 | 21.0% |
13年を超えた軽四輪が多い市(福島県)
総務省「令和6年度 市町村税課税状況等の調」第21表(賦課期日 令和6年4月1日現在)の市町村別内訳を加工して作成
データを表で見る
| いわき市 | 29,908台 |
| 郡山市 | 28,438台 |
| 福島市 | 24,380台 |
| 会津若松市 | 10,722台 |
| 須賀川市 | 8,801台 |
13年超の割合は乗用より貨物のほうが高い
総務省「令和6年度 市町村税課税状況等の調」第21表(賦課期日 令和6年4月1日現在)の市町村別内訳を加工して作成。自家用のみで比べています。
データを表で見る
| 福島・貨物 | 43.2% |
| 全国・貨物 | 39.2% |
| 福島・乗用 | 26.1% |
| 全国・乗用 | 23.4% |
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