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千葉市の廃車手続き|冠水車の扱いと引取業者237件・区役所の窓口

千葉市
スクラップヤードに並ぶ廃車のイメージ
写真は廃車のイメージで、本文で紹介している事業者とは関係ありません。イメージ写真:K / Pexels

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千葉市の人口は986,605人、世帯数は504,276世帯です(総務省 住民基本台帳、2026年1月1日現在)。1世帯あたり1.96人で、千葉県全体の2.01人より小さく、単身世帯の比率が高い構成です。県内人口の15.63%を占める県内最大の市で、車を手放すときに選べる事業者の数も県内で最も多い市になります。

令和8年8月千葉豪雨で冠水した車をどうするか

2026年8月13日から14日にかけての記録的な大雨を、気象庁は8月14日14時00分に「令和8年8月千葉豪雨」と名付けました。千葉市中央区では14日0時までの12時間に341.5mmの雨が降り、住家被害は全壊1棟、半壊2棟、一部破損32棟、床上浸水840棟、床下浸水88棟です(千葉県防災危機管理部「令和8年8月千葉豪雨に係る被害状況等について」令和8年8月25日15時30分発表(第20報)・暫定値)。このうち床上浸水は県内で最も多い棟数です。床上浸水の棟数は県内で最も多く、市内の広い範囲で車が水に浸かりました。

まず、自分でエンジンをかけないでください。国土交通省は浸水・冠水被害を受けた車両について「感電事故や、電気系統のショート等による車両火災が発生するおそれがあります」としたうえで、「自分でエンジンをかけない」「使用したい場合には、お買い求めの販売店もしくは、最寄りの整備工場にご相談下さい」「バッテリーのマイナス側のターミナルを外して下さい」と案内しています。ハイブリッド車と電気自動車は高電圧のバッテリーを積んでいるため「むやみに触らないで下さい」とされています。外から見て無事そうでも同じ扱いです。

路上に残った車は市が動かしています。千葉市は「大雨によって放置された車両や立ち往生車両などの移動を行っています。撤去までに時間を要する場合があるため、追突防止対策として安全テープを貼り付けます」と案内しています(千葉市「令和8年8月千葉豪雨に関する情報」2026年8月17日更新)。国土交通省は災害時応援協定にもとづくレッカー車を8月15日から順次派遣し、8月17日には合わせて17台まで増やしたうえで、TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)が車両移動用ドーリーで市道の放置車両を動かしました。この体制は8月19日に撤収し、国・県・千葉市が管理する道路では路肩に残る被災車両を含めて8月22日に撤去が完了しました。その他の市町に残る被災車両は5台で、全て所有者が判明しています(8月24日17時現在)。千葉県と千葉市は8月14日8時に災害対策基本法第76条の6第1項による区間指定を行っており、千葉市は市内全域の市管理道路が対象です(国土交通省「令和8年8月千葉豪雨による被害状況等について(第12報)」2026年8月25日10時現在)。

証明書の窓口は各区役所です(千葉市、2026年8月17日更新)。ここで間違えやすいのは、車は住家向けの罹災証明書ではなく「被災証明書」だという点です。申請には罹災(被災)証明願、身分証明書の写し、被災現場の写真(被災物全体の写真と被害箇所が分かる写真)が要ります。災害ごみの受付は新港清掃工場の旧溶融スラグストックヤード用地(美浜区新港225-24)に開設されています。

千葉市の登録・許可事業者は380件

自動車リサイクル法では、廃車にする車は登録・許可を受けた事業者を通して処理します。千葉市は保健所設置市として市が自前で登録・許可を所管しているため、千葉県の名簿には市内の事業者が載りません。千葉市が公表している名簿によると、市内の登録・許可は引取業が237件、フロン類回収業が85件、解体業が52件、破砕業(破砕前処理)が6件で、合わせて380件です(千葉市「引取業者名簿」ほか、令和8年4月1日現在。いずれも事業所単位)。問い合わせ先は千葉市産業廃棄物指導課(043-245-5754)です。

引取業237件は県内で群を抜いた数です。整備工場や販売店が引取業の登録をしている例が多く、いつも車検を頼んでいる店がそのまま入口になることも珍しくありません。解体業52件は市内で解体まで完結できることを意味します。車を運ぶ距離が短いほど引き取りの段取りは付けやすくなります。

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手続きの窓口と還付のタイミング

普通車の抹消登録は運輸支局で行いますが、その千葉運輸支局の自動車検査場は、国土交通省の第11報(2026年8月23日10時現在)まで「1コースを閉鎖」と記載されていましたが、第12報(2026年8月25日10時現在)ではこの記載が無くなっています。千葉県では抹消登録をした月の翌月から自動車税種別割が月割で戻る仕組みなので、抹消登録がいつ行われるかがそのまま戻る額に効いてきます。県は「抹消登録の日とは業者等に自動車を引き渡した日ではなく、運輸支局又は自動車検査登録事務所で抹消登録した日となります」としています。引き取りを頼むときは、抹消登録の見込み時期をあわせて確認してください。

軽自動車税種別割には月割がありません。4月1日時点の所有者に1年分が課され、年度の途中で手放しても戻らない扱いです。申告先は千葉市になります。

押さえておきたいこと

千葉市(人口986,605人・504,276世帯)は千葉県で最も人口が多く、県全体の15.63%を占めます。廃車に関わる登録・許可事業者は市の名簿で380件あり、県の名簿には載りません。冠水した車はエンジンをかけずに販売店か整備工場へ相談し、証明書は各区役所で被災証明書として申請してください。県全体の税と保険の扱いは千葉県のページにまとめています。記載は2026年8月時点の公表資料にもとづきます。手続きの前に最新の情報をご確認ください。

契約内容に不安があるときは、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談できます。

千葉市の自動車リサイクル法 登録・許可(事業所単位)

千葉市「引取業者名簿」「フロン類回収業者名簿」「解体業者名簿」「破砕業者(破砕前処理)名簿」令和8年4月1日現在より集計。名簿は事業所ごとに1行です。千葉市は保健所設置市として市が登録・許可を所管しており、千葉県の名簿には載りません。

データを表で見る
引取業の登録237件
フロン類回収業の登録85件
解体業の許可52件
破砕業の許可6件

令和8年8月千葉豪雨による千葉市の住家被害

千葉県防災危機管理部「令和8年8月千葉豪雨に係る被害状況等について」令和8年8月25日15時30分発表(第20報)。人的被害・住家被害は暫定値で、今後変わることがあります。

データを表で見る
床上浸水840棟
床下浸水88棟
一部破損32棟
全壊1棟
半壊2棟
千葉市の廃車手続き|冠水車の扱いと引取業者237件・区役所の窓口の図解

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