船橋市の廃車手続き|引取業者76件・フロン回収10件と冠水車の窓口

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船橋市の人口は652,241人、世帯数は328,538世帯です(総務省 住民基本台帳、2026年1月1日現在)。1世帯あたり1.99人で、千葉県全体の2.01人とほぼ同じ構成です。県内の人口順位は2位で、県全体の10.33%にあたります。総武線・京成線・東武線が交わる県内屈指の住宅地で、車の入れ替えも多い市です。
令和8年8月千葉豪雨で冠水した車について
2026年8月13日から14日にかけての記録的な大雨を、気象庁は8月14日14時00分に「令和8年8月千葉豪雨」と名付けました。船橋市は災害救助法が適用された市で、総務省が作成した被災者向けの窓口案内でも千葉市とともに市単独の版が用意されています(総務省千葉行政監視行政相談センター「被災された方への生活支援 窓口案内」令和8年8月14日 第1版)。市には気象庁のJETT(防災対応支援チーム)と国土交通省 関東地方整備局のリエゾンが派遣され、防災ヘリコプターによる被災状況調査も行われました(国土交通省「令和8年8月千葉豪雨による被害状況等について(第6報)」2026年8月17日10時現在)。県の最新の発表では、船橋市の住家被害は床上浸水61棟、床下浸水32棟です(千葉県防災危機管理部「令和8年8月千葉豪雨に係る被害状況等について」令和8年8月25日15時30分発表(第20報)・暫定値)。棟数が計上されていないことと、車が被災していないことは別の話です。
水に浸かった車は、自分でエンジンをかけないでください。国土交通省は浸水・冠水被害を受けた車両について「感電事故や、電気系統のショート等による車両火災が発生するおそれがあります」としたうえで、「自分でエンジンをかけない」「使用したい場合には、お買い求めの販売店もしくは、最寄りの整備工場にご相談下さい」「バッテリーのマイナス側のターミナルを外して下さい」と案内しています。ハイブリッド車と電気自動車は高電圧のバッテリーを積んでいるため「むやみに触らないで下さい」とされています。外から見て問題がなさそうでも同じ扱いです。
証明書の名称は市によって違います。船橋市は住家向けの「罹災証明書」と、住家以外向けの「被災(届出)証明書」を分けており、車が被災した場合は後者にあたります。事業者向けの申し込み手続きも別に用意されています。窓口は船橋市役所危機管理課(047-436-2032)です。申請には被災現場の写真(被災物全体の写真と、被害箇所が分かる写真)が必要になるので、片づける前に撮っておいてください。
船橋市の登録・許可事業者は91件
自動車リサイクル法では、廃車にする車は登録・許可を受けた事業者を通して処理します。船橋市は保健所設置市として市が自前で登録・許可を所管しているため、千葉県の名簿には市内の事業者が載りません。船橋市が公表している一覧によると、市内の登録・許可は引取業が76件、フロン類回収業が10件、解体業と破砕業は1つの一覧にまとめられていて5件です(船橋市「自動車リサイクル法 引取業者一覧」ほか、令和8年4月1日現在。いずれも事業所単位)。
ここは船橋市の特徴が出ているところです。引取業76件に対してフロン類回収業は10件しかありません。同じく市が所管する柏市は引取98件に対してフロン38件、千葉市は引取237件に対してフロン85件なので、船橋市は引取業者の数に比べてフロン類の回収を自前で行える事業所がかなり少ない構成です。カーエアコンのフロン類は解体の前に回収する必要があるため、引き取ってもらったあとで市外の事業所に回ることが多くなります。引き取りを頼むときに、フロン回収と解体をどこで行うかを聞いておくと、引き渡してから抹消登録までの日数が読めます。
抹消登録の日が還付の起点になる
千葉県では、年度の途中に抹消登録をすると、抹消登録をした月の翌月から自動車税種別割が月割で戻ります。県は「抹消登録の日とは業者等に自動車を引き渡した日ではなく、運輸支局又は自動車検査登録事務所で抹消登録した日となります」としており、車を渡した時点では税は止まりません。今回の豪雨では千葉運輸支局の自動車検査場が1コースを閉鎖していましたが、国土交通省の第12報(2026年8月25日10時現在)ではこの記載が無くなっています(第11報・2026年8月23日10時現在までは閉鎖と記載)。フロン回収が市外に回る船橋市では、もともと引き渡しから抹消登録までに日数が生じやすいので、月末に引き渡す場合はとくに見込み時期を確認してください。
軽自動車税種別割には月割がありません。4月1日時点の所有者に1年分が課され、年度の途中で手放しても戻らない扱いです。申告先は船橋市になります。
押さえておきたいこと
船橋市(人口652,241人・328,538世帯)は千葉県で人口2位、県全体の10.33%にあたります。廃車に関わる登録・許可事業者は市の一覧で91件あり、県の名簿には載りません。引取業76件に対してフロン類回収業が10件と少ないため、引き渡してから抹消登録までの段取りを先に確認しておくと安全です。冠水した車はエンジンをかけずに販売店か整備工場へ相談し、証明書は「被災(届出)証明書」として申請してください。県全体の税と保険の扱いは千葉県のページにまとめています。記載は2026年8月時点の公表資料にもとづきます。手続きの前に最新の情報をご確認ください。
契約内容に不安があるときは、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談できます。
船橋市の自動車リサイクル法 登録・許可(事業所単位)
船橋市「自動車リサイクル法 引取業者一覧」「フロン類回収業者一覧」「解体業者・破砕業者一覧」令和8年4月1日現在より集計。船橋市は保健所設置市として市が登録・許可を所管しており、千葉県の名簿には載りません。解体業と破砕業は1つの一覧にまとめられています。
データを表で見る
| 引取業の登録 | 76件 |
| フロン類回収業の登録 | 10件 |
| 解体業・破砕業の許可 | 5件 |
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